【常陸太田】撮影禁止の境内となっている佐竹寺は建造物としては歴史的価値が高い。

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国の重要文化財に指定されている「佐竹寺本堂」についての紹介です。

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佐竹寺本堂とは?

佐竹寺本堂は、1546年建築の茅葺き屋根+寄棟造の寺社建築で、水戸周辺では薬王院本堂に並ぶ国の重要文化財として指定されている室町時代後期の建築物です。

境内の入り口に書いてる案内板(常陸太田市設置)によると、指定当時(明治39年)は国宝だったそうですが、その後の制度改正により重要文化財に指定されたのだとか。当時は国宝とのことですから相当貴重な建造物であったことに違いはなさそう。

なんでも廃物毀釈(仏法を排斥し、釈迦の教えを棄却する仏教排斥運動のこと。明治政府の神道国教化政策に基づいて行われた行為)もあってか、1949年までは無住職の状態だったそうです。

なお、建築的には安土桃山時代の建築的要素が取り入れられていますが、本堂内部については元禄時代に大改修が行われたようで、本堂内部の柱が取り外されているとのこと。

「え、構造的に大丈夫なの…」できれば内部を見てみたい衝動に駆られてしまう。笑

境内は撮影禁止

境内は撮影禁止だそうです。理由は不明ですが、撮影によって残念なことがあったのでしょう。
(それか、霊が写るとか?。私が全く信じていません)

とはいえ、貴重な文化財は多くの人の目に触れてはじめて価値があると思うのですが間違っているかな。

ネット上の写真によって全国に知られることで常陸太田市の知名度アップや観光で来られる方も増えるだろうに。確かに、全国にも文化財に対して撮影禁止としている寺社はありますけどね、、、何か不利益を被ることがあったのだろうか。それよりも教育的視点で地域に貢献しようとは思わないのだろうか(仏教とはそういう教えという理解で良いのだろうか)。

500年前の建築物が見られると思って見学しに行ったら撮影禁止の看板が設置されていて、排他的雰囲気が漂っている場所にもう一度来たいと思う人いないと思うんですけど…

なお、現在、傷んだ茅葺屋根の修繕のために寄付を募っているようですが、撮影禁止となっている所に来て、残念な気持ちになった方が果たして寄付するだろうか。やっていることが真逆。

ということで以上です。撮影禁止でもよければ歴史的に価値のある本堂の外観を見学することが出来るため常陸太田市に来たら立ち寄ってみてください。

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この記事を書いた人

▼水戸〜日立〜いわき〜仙台エリアまでの常磐線沿線都市での生活・ビジネス・まちづくりに役立つ情報・サービスを届けています
▼不動産・建築・都市計画
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▶︎これまでの”都市づくり”の常識を覆し、わたし達が住む地域を住みやすさを世界1位にすることを目的に活動しています。 

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