【いわき駅】JR東日本による『いわき駅南口開発計画』の進捗状況や入店するテナントは?

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この記事では、2022年冬の開業を目指しているJR常磐線いわき駅南口開発計画について、建築の進捗状況などをお伝えしています。

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いわき駅南口開発計画とは?

完成予想図 *出典:https://www.stbl.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/2566c0227bd4e6482761cd8d93cab4c2.pdf

JRいわき駅南口のペデストリアンデッキに直結する形で従来の駅ビルを拡張し、ホテルや飲食、物販店舗等を建築するもので、JR東日本水戸支社と仙台ターミナルビル株式会社で進めています。

いわき駅はJR東日本水戸支社の管轄ですから水戸支社がプレスするのは理解できるとし、仙台ターミナルビルとは?と疑問に持つ方もいるでしょう。

仙台ターミナルビルとは、JR東日本と日本ホテルが主要株主となる、エスパルやホテルメトロポリタンなどを運営するJR系の会社です。

現地に掲げられている中高層建築物に係る紛争防止のための看板とJR東日本及び仙台ターミナルビルさんのプレスリリース情報によると建築計画概要は次のとおりとなります。

項目内容
建築物の名称いわき駅南口ホテル新設計画
主要用途駅舎、店舗、飲食店、事務所、ホテル
建築面積2,328.89㎡(申請部分:789,13㎡)
*申請部分とは、今回の建築に伴い新たに増築する部分の建築面積
延べ床面積8,746.17㎡(申請部分7,215.23㎡)
*申請部分とは、今回の建築に伴い新たに増築する部分の延べ面積
構造等鉄骨造
階数地上10階(既存駅舎:地上4階)
最高高40.5m
完了予定2022年11月末日
建築主東日本旅客鉄道株式会社執行役員水戸支社長
アクセスいわき駅直結
ホテル施設227室(予定)
出典:いわき市中高層建築物に係る電波障害等の防止に関する指導要綱に基づくお知らせ看板及びJR東日本水戸支社プレスリリース

延べ床面積としては、既存部分を除く今回増築する部分の床面積が7,215.23㎡ですので、1階あたり722㎡の面積を有することとなり、1〜4階までは、1フロアあたり約1,100㎡となる計算ですから、1フロアで大規模小売店舗立地法に基づく届出対象床面積を超える規模とすると、建築士の視点としてもそれなりに大きいと思うところです。

建物配置図等 *出典:https://www.stbl.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/2566c0227bd4e6482761cd8d93cab4c2.pdf

なお、ホテル部分は4〜10階となるようですので、商業フロアは、既存部分を含めて約4,400㎡程度と想定されますので、この商業フロアの規模ですと、エスパル山形の店舗面積が5,253㎡ですので、このエスパル山形よりも一回り小さい程度かと思います。

いわき駅がある平地区の都市圏人口はよく見積もっても20~25万人程度ですから、それを踏まえても若干大きいような気もします(いわき駅を利用する人にとっては嬉しいはず)。*参考:山形市を中心する都市圏人口は約35万人

ちなみにホテルは床面積として約4,300㎡ですので、ホテルメッツ福島の床面積に近いです。とはいえ、室数だけで見るとホテルメトロポリタン山形程度となるようです。

プレス情報によると、カプセルホテルの部分もあるようですので、規模形態としては初でしょうから完成したら宿泊してみたいと思います。

建築の進捗状況

*JRいわき駅南口開発状況(2022年5月上旬)

現在(記事執筆時点)、見た感じは鉄骨の建て方が完了しているようです。これから床工事(既に始まっているかも)に入るようですから順調に進んでいるものと思われます。見た感じからすると冬までの開業に間に合いそう(台風や大雨被害などが材料調達先で生じなければ)。

同時に既存部分の駅舎ビルの改修も行われていますので統一したデザインとなるはず。なお、1〜3階部分は一部でガラスカーテンウォールが使われるようですので、個人的には美しさも備えると勝手にイメージしています。

テナント募集中

現在(記事執筆時点)、2022年冬開業に向け、仙台ターミナルビル株式会社ではテナント募集を行なっています。(>>テナント募集のリンク先:https://www.s-pal.jp/kaihatsu-iwaki/

このページを読んで、自分の店を出してみたい!と考えている方は一度、ご相談してはいかがでしょうか。なお、南口で同時進行で進んでいる再開発ビル(再開発組合施行)でも商業棟のテナントを募集しているようですが、開業時期はJRさんの駅南口ビルよりも遅いですので注意が必要となります。

追記:ホテル名が2022年9月6日に発表

先日(2022年9月6日)、JR東日本から正式がプレスリリースがありました。
詳細はこちらの記事にまとめています。

>>>いわき駅直結のホテル開業は2023年1月予定(JR新ブランド「B4T」の1号店)(内部リンク)

追記:開業日が2023年1月15日(日)に決定

JR東日本さんから発表されたプレス資料をもとに記事を書きました。

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ということで以上となります。参考となりましたら幸いです。

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この記事を書いた人

▼水戸〜日立〜いわき〜仙台エリアまでの常磐線沿線都市での生活・ビジネス・まちづくりに役立つ情報・サービスを届けています
▼不動産・建築・都市計画
▼主な活動範囲:水戸〜いわき(相馬+仙台)
▶︎これまでの”都市づくり”の常識を覆し、わたし達が住む地域を住みやすさを世界1位にすることを目的に活動しています。 

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