Corporate philosophy

『Pole Shift』は、本来、数万年から数十万年に一度、発生する地球のN極とS極の反転のことをいいます。

私がチーム名を「Urban Pole Shift(アーバンポールシフト)」と名づけたのは、これまでの”都市づくり”のあり方を根底からシフトチェンジする必要がある時期に来ていると考えたからです。

戦後から行われてきた「まちづくり」や「都市計画」はすでに限界を迎えていて、どの地方都市でも人口減少と超高齢社会に起因する様々な都市づくりの課題に直面しています。

例えば、中心市街地は空き店舗や空き地の増加、過度に自家用車に依存した都市構造の形成など、地方都市においては、徒歩や自転車、公共交通を利用した日常生活を送ることは困難になっています。このこと以外にも都市を取り巻く
環境は日々変化し、一つの課題を解決してもたちまちに複数の課題が発生するような時代になっています。

おそらく、従来の手法(都市計画的な様々なツール)により課題を解決していく続けていくスピードよりも、暮らし難い不便な地域が大量に発生していく方が速いために、人生における幸福度は下がっていく一方だと考えられます。

もちろん、一つ一つ着実に課題を解決していく姿勢は大切だと思います。しかしながら、急速に進む都市の変化に対応していくためには、従来にはない発想で、”都市づくり”を進める考えも必要があると思います。

繰り返しにはなりますが、これまでには無い発想で”都市づくり”を行い、従来の都市づくりに対する意識・マインドの軸を変える(反転させる)ことで、地域にこれまでには無かった”モノ”を生み出そうとするのが、チームの目的です。

常磐線沿線地域の”美しい都市”をこれまで以上に魅力的なまちにつくり変えていく取り組みを行っていきます。