こんにちは!
先日、法人会といわき税務署の共同開催の「新設法人説明会」に参加してきました。起業してから早いもので半年が経過し、自分一人で事業を進めるなかで、税務署からハガキが届き説明会の存在を知り参加することにしました。
この新設法人説明会は、新たに法人を設立した企業を対象とし、税制や企業会計に関する基礎的な情報提供を行う説明会で、法人会への入会案内も含まれます。
私が参加した際のテーマは、税制や会計の基本知識と、法人会推奨の「自主点検チェックリスト」の配布でした。さらに、税務署の方からは税制の基礎知識や、今年10月スタートのインボイス制度について詳しく説明していただきました。(ちなみに、弊社はすでにインボイス登録を完了しています。)
ただし、インボイス登録しているとはいえ、会計ソフトに頼りっきりなためあまり深く学んでいないんですよね。そのような中、今回新しく学んだのは、インボイス制度の特例措置として導入される「2割特例制度」でした。
この制度は、消費税の納税額を「預かり消費税-預かり消費税×80%」で計算するという特例措置です。
これは令和5年10月1日から令和8年9月末までの経過措置として設けられています。つまり、資本金1千万未満の新設法人の私のような事業者は、令和8年9月末までこの特例措置を利用することができます。
>>>2割特例の概要はこちら(外部リンク)
また、本題である法人会については、資本金が少ない企業の場合、年間費用としてはわずか1万円以下となります。さらに税制や会計、市内の経済動向についての情報提供があるため、私としてはこの機会に入会しようかと検討しています。
私同様に一人での経営は時間に制限があり、イベント参加にためらいがあるかもしれませんが、強引な勧誘もなく、デメリットも感じませんでした。新設法人説明会への参加を迷っている方がいたら、一度足を運んでみるのも選択肢の一つにように感じたところです。
ということで以上となります。こちらの記事が新設法人経営者の参考になれば幸いです。