先日、JR木戸駅(福島県楢葉町)を利用する機会があり立ち寄ってみました。
そうすると、驚いた出来事が!
駅舎がリニューアルしていたのです。
確かに、JR常磐線で無人駅となっているところは随時コンパクト化が進められています。
ですので、他の駅同様に無人駅である木戸駅もいつかはリニューアルされてコンパクトになるのでは?とは思っていたのですが、結構早い段階で変わっていました。
おそらく2023年の前半には工事完了していたのでは?と思います。
おそらくとしたのは、JR東日本から正式なプレスリリースはなくいつの間にか工事がはじまり、いつの間にか工事が完了していたようです。
ただし、木戸駅は他の駅舎とは異なり、改築ではなく減築(床面積を減らすこと)したのみ?という印象を受けました。
こちらが、改築前と改築後の木戸駅です。
どうでしょう?
以前の駅舎をそのまま使っていますよね。
実際、内部の構造を見ると、昔ながらの木造構造が見て取れるので、減築して内装や外装等をきれいにした上で再利用したのだと思います。
なお、減築前の駅舎は1936年建築だったそうなので、およそ80年以上存続していることになります。
1936年は昭和11年となりますから現在の建築基準法が制定された昭和25年よりも前に建築された双葉地域としても貴重な建築物なのは確かです。
さらに今回のリニューアルは減築ですから当時の建築様式を見学することが可能です。
あと10年ちょっとで築100年になりますから何かしらの記念イベントでも実施してみると他の地域から人を呼び込めるかもしれないですね。
東日本大震災後、双葉群内の駅舎は次々と美しくリニューアルされています。
その中で、木戸駅だけが昭和初期の姿を保ったままというのは、一種の特異性を感じます。
お隣の竜田駅はとっても綺麗に再整備されていますから、町内に2つの異なる雰囲気の駅舎がある楢葉町としては、これはこれで良かったのではないでしょうか。
海を望むことができるJR木戸駅に一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
最後に自己紹介です。
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