【2022年家計調査:水戸市】納豆以外にも合計支出額が多い上位ランキング食品!

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この記事では、水戸市が誇れるのは納豆だけじゃない!という話をしていきます。

先日(2023年2月7日)、総務省から公表された家計調査の年次報告(2022年。9千世帯対象。二世帯以上の世帯における年間合計支出金額の平均)で、水戸市が4位(道府県庁所在地+23区+指定都市。順位は下表を参照)と、昨年(2021年)の3位から順位を一つ落として4位という結果になりました。。。

県庁所在地等2022年合計支出額(円)
福島市6,949
前橋市6,357
盛岡市6,195
水戸市5,961
青森市5,782
山形市5,701
秋田市5,691
富山市5,671
長野市5,592
新潟市5,302
二人以上の世帯における納豆の年間合計支出金額(2022年) ※出典:総務省家計調査

確かにちょっとだけ残念な結果でしたよね…
ニュースでご存知の方もいると思います。

納豆のまち・水戸を掲げる水戸市さんにとっても残念だったかもしれないのです。

しかしです!!納豆は確かに水戸の誇れる顔となる食品ですが、この家計調査によると納豆以外にも支出額で上位に位置する食品あるので紹介していきたいと思います。

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目次

梅干し:10位

水戸といえば偕楽園の梅の花が有名ですから、和歌山市に次ぐ消費量では?とイメージしたくなるところなのですが、2022年の結果では10位となります。

なお、2021年は1,227円(26位)でしたので、前回からの順位を16位も上げたのはすごいことだと思います。

だんだんと水戸の梅干しが市民の方々に定着しているんですかね。

偕楽園の梅と梅干しは商品としてもマッチしてるので、とても売りやすい商品の一つのように思います。

特に関東には、一大消費地である横浜市を含む三大都市圏がありますから、関東からの観光客相手に水戸の梅を売るのは相性バッチリです。
>>>創業80年の水戸の根本漬物さんでは偕楽梅干しを発売しておりますのでリンクを貼っておきます。

県庁所在地等2022年合計支出額(円)
和歌山市2,678
横浜市1,998
盛岡市1,956
奈良市1,909
大阪市1,817
長崎市1,742
東京23区1,718
那覇市1,702
富山市1,661
水戸市1,641
二人以上の世帯における梅干しの年間合計支出金額(2022年) ※出典:総務省家計調査

豆腐:9位

納豆も豆腐も同じ大豆類ですので納豆も消費しているのであれば豆腐の支出額も増えるのでは?と思いますよね。

ところがです。ちょっとしたライバルである納豆支出額第1位の福島市は、10位圏内に入っていないのです。福島市さんは納豆は食べるけど豆腐は食べない…

そのような中、水戸市は合計支出額で9位(前回2021年は8位,5,537円)となっています。納豆に加えて豆腐も消費しているので健康的ですよね〜。『大豆のまち・水戸』と言いたいところですが、味噌の支出額は32位となっていたので、ちょっと難しい…(笑)味噌も使いましょう〜!

県庁所在地等2022年合計支出額(円)
那覇市6,981
盛岡市6,761
静岡市6,376
徳島市5,877
堺市5,831
松江市5,798
富山市5,779
秋田市5,732
水戸市5,635
山形市5,547
二人以上の世帯における豆腐の年間合計支出金額(2022年) ※出典:総務省家計調査

ようかん:5位

以外にも羊羹が年間支出額で5位(前回2021年は10位,891円)となります。

前回が891円で今回は1,255円ですので、急激に増加しています。理由を調べてみたのですが、某TVで『亀じるし』さんの『メロンようかん』が取り上げられたみたいで、その影響で急激に伸びたのかもです。

なんでも、メロンようかんは、冷やしで食べると最高に美味しいらしい。
今期の販売は終了しているみたいですので、また来季に期待です。

詳細は亀じるしさんの公式サイト(外部リンク)をご確認ください。
*通常の羊羹や栗羊羹、梅羊羹などはオンライン注文可能です。

水戸といえば、嘉永5年創業の『亀じるし』さんの梅ようかんというイメージだったので、全国1位消費額のメロンを使った羊羹の誕生によって、支出額が増えていったのですかね〜 来年の支出額も期待できるところだと思います。

なお、亀じるしさんの通常の羊羹も美味しいので食べたことがない方は是非食べて欲しいところ。

県庁所在地等2022年合計支出額(円)
福井市1,679
静岡市1,665
佐賀市1,437
東京23区1,259
水戸市1,255
福島市1,182
宇都宮市1,118
盛岡市999
京都市933
川崎市922
二人以上の世帯における羊羹の年間合計支出金額(2022年) ※出典:総務省家計調査

しじみ:2位

しじみといえば、涸沼のしじみ。その結果を表すように全国52市の中で第2位(786円)となりました。

しじみは肝機能改善に効果があるとされている体に良い食べ物なので、納豆と豆腐と続いて健康食品が続く結果です。
なお、前回2021年も同様に2位(877円)となっています。

ちなみに1位はダントツで松江市。宍道湖があり宍道湖のしじみは超有名でシジミラーメンなんかもあったりするので、1位と2位は2倍以上も離れている結果です。

県庁所在地等2022年合計支出額(円)
松江市1,661
水戸市786
甲府市775
青森市695
鳥取市564
川崎市559
盛岡市525
宇都宮市514
富山市503
秋田市494
二人以上の世帯におけるしじみの年間合計支出金額(2022年) ※出典:総務省家計調査

せんべい:2位

せんべいの支出額は全国2位(8,037円)でした。

よく、祖父母の家に行くと必ずテーブルの上にせんべいが置いてあったイメージでしたが、全国2位になるくらいに上位に位置しているとは…です。水戸のせんべいというと、水戸入船堂さんのせんべい・おかきかと思いますので、2位になるくらいに購入されているのは私自身も以外な結果でした。

なお、前回2021年は全国3位(7,279円)となっています。

県庁所在地等2022年合計支出額(円)
宇都宮市8,159
水戸市8,037
福井市7,627
盛岡市7,495
山形市7,492
富山市7,236
奈良市7,233
津市7,187
京都市7,050
長野市6,793
二人以上の世帯におけるせんべいの年間合計支出金額(2022年) ※出典:総務省家計調査

メロン:1位

農業王国である茨城の有名な果物といえば『メロン』。

消費額も全国で1位(3,448円)という結果となりました。間違いなくお隣の鉾田市や茨城町なども支出額は多いと考えられますが、この家計調査が県庁所在地と政令指定都市を対象としているため鉾田など隣接市町の支出額は不明です。

なお、水戸市では、前回の2021年も1位(3,354円)でしたので1位が定着しつつあると思います。特に2位とは、1,000円近く離れているので、いかに水戸市民がメロンを消費しているのかがよく分かる結果です。

県庁所在地等2022年合計支出額(円)
水戸市3,448
札幌市2,540
秋田市1,795
浜松市1,556
宮崎市1,474
松江市1,163
東京都23区1,137
津市1,136
青森市1,130
新潟市1,125
二人以上の世帯におけるメロンの年間合計支出金額(2022年) ※出典:総務省家計調査

まとめ

まとめますと、次のようになります。

  • 梅干し  10位
  • 豆  腐 9位
  • ようかん 5位
  • 納  豆 4位
  • しじみ  2位
  • せんべい 2位
  • メロン  1位

いかがでしたでしょうか。

水戸といえば、歴史ある水戸納豆(天狗納豆)がやはり有名ですが、納豆以外の食品でも支出額で上位にランキングしているものがあったことに意外性を感じたのではないでしょうか。

特に梅干しや羊羹がランキング上位に入ってきたのは今後も気になるところです。水戸といえば納豆と梅と和菓子というような歴史ある水戸と歴史ある伝統食品が組み合わされば、市民もはじめ観光客の方々にも人気となりそうな気がします。

それではこちらの記事がビジネス等の参考となれば幸いです。また次回〜!!

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この記事を書いた人

▼水戸〜日立〜いわき〜仙台エリアまでの常磐線沿線都市での生活・ビジネス・まちづくりに役立つ情報・サービスを届けています
▼不動産・建築・都市計画
▼主な活動範囲:水戸〜いわき(相馬+仙台)
▶︎これまでの”都市づくり”の常識を覆し、わたし達が住む地域を住みやすさを世界1位にすることを目的に活動しています。 

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