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ではでは今回は、北茨城市の観光スポットの紹介です。
施設名はこちら→「野口雨情記念館」です。
「しゃぼん玉」の詩をつくった作者の「野口雨情」はご存知ですかね〜。一度は名前を聞いたことがあるはずです♪
野口雨情は、日本三大童謡詩人(北原白秋、西條八十、野口雨情)の一人です。北茨城市出身で明治15年(1882年)に「磯原」が生誕の地となります。
北茨城市は岡倉天心に愛され、野口雨情が誕生した北茨城市の魅力高い!!一つの理由として、大津や平潟といった景勝地を有することや温暖な気候がそうした人をつくるのかもしれないなと思ったところ。
では、建築物紹介の前に雨情の信念についてです。共感したい方結構いるんじゃないでしょうか。
野口雨情の信念

作者の名は残らなくてもよい、作った詩歌が、世の人々に永く愛され唄われるなら、それで本望です。
野口雨情の信念
生涯の作詞数は2千を超えています。いわゆる天才+努力家です。
世に残る作品もいくつも出している方の言葉なので本当に尊敬しますよね。
・・・今の世の中は承認要求ばかりなのに、雨情先生の承認要求の低さ(´ω`)
気になるのは若いうちから承認要求が低かったわけではないはず・・・
だとするば、波乱の人生の中で、詩だけは世に残る素晴らしいものを残して行こうとする思考に変わったのかと勝手に勘違いしてしまいました。
野口雨情記念館

野口雨情記念館(北茨城市歴史民俗資料館)の概要です。
- 開 館:昭和55年9月1日(1980年)
- 構 造:鉄筋コンクリート造(RC造)
- 建築面積:714.31㎡
- 延床面積:997.6㎡(1階:708.09㎡、2階:289.51㎡)
- 展示内容:第一展示室:野口雨情関係資料展示、第二展示室:北茨城の歴史関係資料展示
- 開館時間:9:00 ~ 16:30(入館は16:00まで)
- 休 館 日:月曜日(祝・祭日のときは翌日)、年末年始(12月29日~翌年1月1日)
- 料 金:一般320円(詳細:http://www.ujokinenkan.jp/facility/)
建築的には至ってシンプルな鉄筋コンクリート構造です。
教科書的な建築(否定的意味ではないですw)なので、一級建築士を目指している方は一度ご覧になるのがおすすめ。
建築の特徴としては、エントランス・ロビーの吹抜です。

内部はリフォームされており、清潔感があります。
2階部分を見ると洋館ぽい雰囲気が感じられるのですが2階部分は立ち入ることができないようでして、そこがちょっと残念です。
内装はメンテナンスされているので築40年の歴史を感じさせないくらいに綺麗です。
天心記念五浦美術館と同じく、塩害の被害が相当あると思いますが、それでも綺麗に保たれているのは北茨城市さんが上手に維持管理されているおかげだと思います。
見学時間としては1時間ぐらいです。
カフェも飲食店もないので滞在時間としては長くいられないのがちょい残念ですかね。
(次回、建て替えるときは、岡倉天心美術館並の美しい建築を目指して欲しいなと勝手に期待しちゃいます)

アクセス方法
野口雨情記念館の最寄り駅はJR常磐線磯原駅となります。
磯原駅からは、国道6号線沿を北上して約15〜20分程度(約1.5km)歩けば到着です。
*施設の近くには、「野口雨情生家資料館」があるので、野口雨情記念館を見学した後に立ち寄るのがいいと思います。
ということで以上になります。参考になりましたら幸いです♪