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今回の記事。
笠間稲荷神社の本当の魅力の紹介です。
茨城県内の方であれば、一度は見学したことがあると思いますが、皆さん、拝殿を本殿だと勘違いしていると思うんですよね〜
ということで、簡単に話していきます。
笠間稲荷神社本殿は国指定の重要文化財
はじめに、これは私個人の考えですが、寺社建築は拝殿(拝むところ。正面)ではなく、その奥にある「本殿」を見ることが大切です。というのも、国の重要文化財として指定(1988年)されている建築物(建造物)は、拝殿ではなくて「本殿」だからです。本殿を見ることで、寺社の歴史がよく分かります。
では、今回紹介する『笠間稲荷』です。
笠間稲荷自体は、飛鳥時代が創建とされていて、日本三大稲荷神社(伏見稲荷、笠間稲荷、祐徳稲荷)の一つとされています。
笠間稲荷神社本殿の建築は、江戸時代後期、文久元年(1861年)となります。幕末の建築となるため、極端に古く歴史があるわけではないですが、笠間稲荷は、代々笠間藩から手厚く守られてきた経緯があり、稲荷神社の境内や門前仲町を含め、比較的美しい街並みが形成されています。
本殿の特徴的なところは、とにかく繊細に掘られた龍などの彫刻です。
彩色はなく質素ではあるものの、彫刻は他で見ることができくらいに繊細なので、美しさに感動すること間違いなしです。
関東にお住まいの方であれば一度はご覧になったことがあると思いますが、それは拝殿のみかもしれません。是非、拝殿の後ろに控えている本殿を見学してみてください。
ということで以上です。それではまた〜