【多賀城市】宮城県指定有形文化財の「今野家住宅」の建築的な面白さ(観覧料:無料)

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今野家住宅(こんのけじゅうたく)とは?

元々は宮城県石巻市北上町にあった農家住宅(村の責任者の住宅)で、1769年に建築されたものを東北歴史博物館の敷地内に移築したもので、平成4年10月に宮城県の有形文化財に指定されています。

  • 建築年:1769(明和6年)の春
  • 床面積:約238㎡
  • 屋根:寄棟造(茅葺)
  • 間取り:6DK

建築的には、江戸時代中期の農家住宅となりますが、村の責任者(庄屋)だけあってとても規模の大きい農家住宅といった印象です。

江戸時代の頃の木造建築物は現代の華奢な柱・梁による構造と異なり太い柱と梁による架構となっていますが、江戸時代初期の農家住宅(ひたちなか市の海浜公園内の建築物)に比べると柱や梁が細いので中期から後期の特徴とも言えるのかなと思います。

ちなみに現代の木造建築物は筋交いや耐力壁を入れることで耐震性を持たせ荷重や地震による揺れを基礎に伝える役割を果たしていますが、江戸時代は石場建てといって、基礎となる石に柱を載せているのみで固定をしていない構法となります。お城もそうですが、柱と梁によって建築物をもたせるラーメン架構です。

簡単に言うと現代は地震の揺れに対して抵抗するのに対して、伝統構法は受け流すイメージです。

現代の建物は地震時に建物の重量がダイレクトに揺れに変換されるためそれに対応した耐力壁・基礎をつくらないといけないということ。つまり現代の建物は”ガチガチ”に固いです。笑

話を戻しまして、敷地内には母家の他に「中門」という江戸時代後期から明治時代初期に建築された床面積にして約72㎡の建築物も見学することも可能となっています。なんでも、馬や牛、農機具が置かれていたとか。

*入り口と中門

*水平ブレースによる補強
*土間

ということで以上となります。

東北歴史博物館の観覧のついでに見学するのが良いかと思います。