【水戸市】水戸城はしょぼいのか?という検索ワードに答えます。

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水戸城≠しょぼい

「水戸城 しょぼい」という検索ワードが表示されることに気づいたわたし・・・

「水戸城しょぼい」の根底にある考えは、「城は観光拠点であり城の大きさが集客力の大小につながるもの」と誰もが思っていることにあると思います。

当然、国宝である松本城や姫路城などと比べれば、水戸城は規模という面で”しょぼい”ですが、水戸城の一部ではあるものの復元できていること自体がすごいことなので、誇りに思った方がいいです。

それに何より水戸には現代に日本を礎をつくった”水戸学”という物の価値でははかることができない貴重な財産を持っています。

(水戸学は、一部で過激思想と思われていますが、当初水戸学は尊王を掲げ、東洋の盟主としての日本国の再興が目的であり、攘夷・討幕となったのは西国の志士達によるものです。)

たしかに、城が大きいと地域のアイデンティティになるし、シンボルにもなるくらいに優れた価値を発揮しますよね。

とはいえですが、水戸藩は現在の水戸市、那珂市、ひたちなか市、日立市、常陸太田市、大子町、大洗町、東海村といった茨城県中部から北部をおさめていた徳川御三家です。

つまり何を言いたいかというと、水戸城は水戸市民のアイデンティティとなるものではなくて、元々水戸藩領であった市町村民の方にとっても大切な財産であるはずなのです。水戸市=水戸藩ではないことを理解するだけでも、水戸市を中心とする経済圏の大切さが分かると思います(しょぼい話から逸脱してすみません・・・笑)

だからと言って、城整備に各市町村はお金を出したらという話ではないのです。すみません。

結論としては、俯瞰してみると他の有名な城(会津や松本、姫路など)に比べると規模的に小さく、城内も学校や住宅などに整備されてしまっていますが、一つ一つの史跡や復元された建造物をちゃんと見てみると”しょぼさ”なんてものは一切感じません。

むしろ”木造美”に感動するはずです。

水戸城二の丸角櫓

近年再整備された「水戸城二の丸角櫓」は、約総事業費として7億6千万だそうです。

水戸市民一人あたりで計算すると、約3千円の負担です。

将来のランニングを考慮すれば10億円くらいなのかんと思いますが、なかなか立派な櫓ですし、何より水戸駅北口から見える位置にあり、水戸観光の拠点になっていることは間違いないです。経済効果も水戸周辺都市に及んでいるはずなので、少なくとも水戸・勝田都市計画区域内で負担してもいいのかなとおも思ったりします。

  • 構  造:木造2階(二層)
  • 延床面積:128.01㎡
  • 建築面積:124.17㎡(15.757m×15.757m)
  • 建築高さ:9.652m
*水戸城二の丸角櫓
*水戸城二の丸隅櫓内部

水戸城大手門

令和2年2月に復元された「水戸城大手門」は、総事業費として約6億円だそうです。スペックは次のとおり。

  • 構  造:木造2階
  • 延床面積:118.79㎡
  • 建築面積:158.28㎡(桁行17.18m)
  • 建築高さ:13.34m
*水戸城大手門

その他の建築物

*水戸弘道館(外観)
*水戸弘道館(内部)
*水戸城薬医門(橋詰門)
*水戸城杉山門
*水戸城三の丸(土塁と堀)


最後に

ということで以上となります。

水戸城に、”しょぼさ”なんてものは全く感じることはありません。

ですから、水戸城に足を運んでみてください。というがポールシフトとしての考えです。

見て・知る・触れるを一度に体験できることが歴史的な建築物のメリットであり、わたし達が生きて時代よりも遥か長く、江戸時代という約200年以上に及ぶ時代の中で、存続してきた建築物は貴重です。

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この記事を書いた人

▼水戸〜日立〜いわき〜仙台エリアまでの常磐線沿線都市での生活・ビジネス・まちづくりに役立つ情報・サービスを届けています
▼不動産・建築・都市計画
▼主な活動範囲:水戸〜いわき(相馬+仙台)
▶︎これまでの”都市づくり”の常識を覆し、わたし達が住む地域を住みやすさを世界1位にすることを目的に活動しています。 

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