現代では造ることができない平成初期の公共建築を紹介!
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駐輪場の建築
いわき市内の中央台地区にある「いわき市暮らしの伝承郷」の入口にある駐輪場です。
なんと、外装材は石垣風になっています。駐輪場の中は真っ暗。駐輪場の機能よりも外観性を重要視し、贅沢に石材を使用した令和の時代の公共建築には困難でしょと思います。
現代の公共構築は、コスト重視ですから出来る限り建築費を抑える傾向にあるため、このような贅沢な建築物はつくりづらいんですよね。
現代においても素晴らしい建築物と言われているのは、高度経済成長期から平成初期頃の公共建築か民間建築に限られている傾向にありますから、いわき市内でもコストをかけることが出来た最後の公共構築なのかもですね。
とはいえですが、現代の公共構築でも東日本大震災関係でつくられた建築物は東北各地で美しいものが建設されています(いわき市の場合には以前にも紹介しましたが・・・他の都市と雲泥の差です。気になる方は記事を読んでみてくだいね)。
話を戻します。
屋根から滴る雨水の影響があってか、石垣が少しくすんでいるのでもったいない。
ちゃんと掃除してあげればめちゃくちゃ綺麗な建築物だと思います。本体(展示館)の方にも石垣材が外装として使用されているのですが、こちらも美しい。黒ずんでいるのが本当にもったいない(ちゃんと綺麗にしてあげて!)。
建築士だから言えることですが、建築物は建築後のメンテナンス(特に清掃)で磨かれて魅力度が増していきますから、ほこり・ゴミ一つで建築物としての愛され方も変わってきます。
メンテナンスがしっかりしているだけで、いわき市民の皆さんも愛着を持てるようになると思うんですよね。一度、来館して「汚いな・・・」と思ってしまうと、二度と来館することはないですからね。
ということで以上となります。
>>>暮らしの伝承郷で見学できる建築物やアクセス方法についてはこちらの記事をご覧ください。
その他:為になる情報
公共建築の駐輪場を問わず、最近では駐輪場の場所を明示していない店舗や飲食店、共同住宅が増えている印象です。
というのも、地方ですと自家用車利用が前提になっているので、自転車を利用している目線になっていないんですよね。ただそのまま放置していると、結果的に一日数名の見込み客を逃していることになるので、次のような製品を使って駐輪場を明示すると、自動的に店の信用度(好き度)が上がってくかも。
ちなみに駐輪禁止ステッカーもあるので、適切に駐輪場に誘導するにも使えると思いますよ〜。