「なぜ、水戸からいわき地域はフロンティアなのか?」わたし達の考えを伝えます【No.Ⅰ】

*タイトル写真:大宮駅周辺

いきなりですが、一緒にイメージしてみてください。

水戸市周辺からひたちなか市、日立市、いわき市に至る地域。

日本を俯瞰してみたとき、東京(首都圏)や大都市の仙台市から近く、太平洋に面しており直下型地震や活火山の恐れが少ないです。

え、地震あるじゃん(東日本大震災)と思った方、このときの地震は直下型地震と異なり海溝型地震のため、比較的建築物への影響は少ないです。一方で阪神淡路大震災の時のように直下型地震は建築物や社会インフラへの影響が甚大です。(建物の固有周期の問題なのですが、この解説だけで1記事以上になるので説明は省略します)

この地域は、常陸那珂港、小名浜港の国策上重要な港湾を有しており、港湾背後の郡山市や白河市、宇都宮市、前橋市・高崎市といった主要都市の物流を経済的側面から支え担う事も可能です。

なにより、太平洋に面しています。

なおかつ、国の首都である東京都に近いのが大きいなポイントです。

また、太平洋に面しているため気候も温暖で日照時間も長く、人口密度も低いことから、長期的にみて暮らしやすいというメリットを備えています。

*一般的に人口密度が低いと歩いて暮らしにくいのですが、開発目線でみるとスカスカの都市である証明ですので開発しようがあるということになります。

さらに、統計的に見ても西日本に比べて水害の発生頻度も低いのが特徴です。

もちろん、海溝型地震による津波の恐れがある地域である事を除けばですが、海溝型地震による津波に対しては、津波対策さえ行っていれば、防ぐことが出来ます(既に沿線都市の主要な拠点である水戸や、勝田、日立、平などは内陸部にあります)。

一方で直下型地震に対する備えは脆弱であることが分かっていますので、直下型の恐れが非常に少ない、水戸からいわき地域は、立地メリットが高いです。

では、そのメリットは大きく6つあります。

  1. 太平洋に面している(物流的メリット)
  2. 人口密度が低く未開発エリアが多い
  3. 東京や仙台などの大都市に比較的近い
  4. 直下型地震の恐れが少ない
  5. 富士山噴火の影響を受けにくい
  6. 気候が温暖(冬温暖、夏涼しい)

ここからが重要なポイントですが、未開発地が多いんです。いわゆるフロンティアです。だからこそ、これから注目されるエリアであると考えています。

というのも、「太平洋ベルト」は中学の社会の授業で勉強した事があると思いますが、茨城県鹿島から福岡県北九州に及ぶ大規模な工業地帯の事をいうのですが、茨城県鹿島が北限のため、水戸周辺からいわきに至る常磐線沿線都市(人口約120万人*都市計画区域内人口)は、太平洋ベルト以上に発展してません。

つまり、鹿島から北上したエリアは未開発エリアが多い。

実際、この沿線都市のポテンシャルとしては、人口約200万人までは成長可能と考えています。

沿線主要都市計画区域である、水戸・勝田、日立、いわき都市計画の指標をご覧ください。

こちらのデータは、市街化区域(住居系の建築ができない工業専用地域を除く)の人口密度です。

43.1人/haとなっていますが、この密度は東京都ですと約170人/haほどありますが、例えば、公共交通の維持を前提に考えれば60~70人/ha以上は必要なので、約140〜160万人となります。周辺都市等の人口増加を考慮すれば、200万人までの増加が見えてきます。

都市計画区域名市街化区域面積
(工業専用地域を除く)
市街化区域内人口人口密度(人/ha)
水戸・勝田、日立、いわき23,395ha1,009千人43.1人/ha
出典:令和2年都市計画施行状況調査(国土交通省)

人口減少が進む社会の中で、何を言ってんだと思うかもしれないです。

当然、そう思うのがあたり前だとは思います。

がしかしです。日本国土全体を俯瞰した時に、災害等のリスクが高い東京や西日本の大都市の機能を補完しつつ、上記ようなメリットがある水戸からいわきのエリアというのは、これからの時代においては、世界的に注目されるエリアなのではないかと思います。

当然、魅力をつくっていく努力は大変ですが、今のところ、”無理であることを証明”できる人は誰一人いません。

現代の日本には皆無である多様性のある都市を目指してみませんか。

次回以降、もう少し分かりやすく詳細を書いていきます。

それでは、以上となります。また〜〜〜♪