【いわき市】草野心平記念文学館の建築的特徴とアクセス方法

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この記事では、「草野心平記念文学館」の建築的特徴とアクセス方法について解説しています。

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草野心平記念文学館とは?

詩人で1987年に文化勲章を受賞した草野心平(1903~1988年)の故郷であるいわき市小川町に建築された、草野心平の生涯や作品が紹介・展示されている芸術的要素そ備えた文学館で1998年に開館されています。

「詩」に興味が無い方にとっては「草野心平」という名はあまり知らないという方が多いかと思いますが・・・

(わたし自身も詩にはそほど興味はありませんが・・・高齢になるにつれて詩が好きになっていくなんてことを聞くことがあるので、今後の人生に期待・・・笑)

いわき市の芸術・美術的要素を備えた施設としては美しいので紹介したいと思いこのサイトに掲載しています。

  • 建築年:1998年
  • 設計者:株式会社 邑建築事務所
  • 敷地面積:25,858.51㎡
  • 延床面積:2,194.03㎡
  • 構  造:鉄筋コンクリート造平屋
  • その他:第18回福島県建築文化賞優秀賞、新建築1998年11月号掲載
  • 施設サイト:http://www.k-shimpei.jp/life.html

建築的特徴としては、エントランスホールから望むことができる阿武隈山系(二箭山など)との一体感かなと思います。

*記念文学館エントランスホール

個人的には借景が上手だなと思います(上から目線ですみません)

施設自体の規模はそこまで大きくないので、見学時間も1時間も必要ないくらいですが、、、「詩」が好きという方にはたまらないのかな?と想像するところ。

ちなみに、草野心平氏の生まれは1903年(明治36年)。福島県石城郡上小川村(現在のいわき市小川町)。

自然豊な土地で生まれ育ったから「詩人」になったのでは?と誰もが思うかもしれません。

わたしが思うに、その要因はあったとしても、おそらく、ある程度恵まれた家庭環境(運)を上手に活用され、紆余曲折ありながらも努力し続けた結果ではと思います。
*運は人によって異なるので批判してはいけないし、批評自体も社会全体の発展にとって意味がないと思っています。

文学館では、草野心平氏の生涯について、生まれから詩に接するまでの過程、詩人となってからの交友関係などが詳細に記述されているので読んでみてほしいなと思います。

アクセス方法

アクセス方法は「自家用車」しかないんですよ・・・泣

できる限り公共交通でのアクセス方法を考えると、いわき駅までは公共交通で移動して、駅から文学館まではカーシェアの利用をおすすめします。

ちなみに、文学館自体が辺境の地にあるので、「ほんと、この道でいいの?」と思ってしまうと思いますが、すこ〜しだけ我慢すれば施設に到着するので安心してください。

ただただ、しつこいようですが、ちょっと郊外にもほどがあるくらいに郊外なので、なんでこんなところにつくったん?と思うくらい。

JR磐越東線小川郷駅近くに建築しても借景はある程度可能だったろうし、みんなが文学・芸術に触れる機会が増加するから教育的視点からも選択肢としてありだったのでは?と思うところ。車前提の施設は、車利用以外の人のアクセスを排除するのでまちづくり的に良くない(ちょい批判してすみませんw)。

駅前にレンタサイクル(電動自転車)でもあればいいのかもしれないですね。笑



それでは以上となります。参考になりましたら幸いです。

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この記事を書いた人

▼水戸〜日立〜いわき〜仙台エリアまでの常磐線沿線都市での生活・ビジネス・まちづくりに役立つ情報・サービスを届けています
▼不動産・建築・都市計画
▼主な活動範囲:水戸〜いわき(相馬+仙台)
▶︎これまでの”都市づくり”の常識を覆し、わたし達が住む地域を住みやすさを世界1位にすることを目的に活動しています。 

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