【いわき市】飯野八幡宮へのアクセス方法。結論、駅から散歩するのがおすすめ。

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この記事では、寺社建築好きの方やいわき観光で来られた方が立ち寄る「飯野八幡宮」へのアクセス方法について解説しています。

目次

飯野八幡宮へのアクセス方法

飯野八幡宮は、JR常磐線いわき駅から約1kmの位置にあります。

駅からですと、徒歩で10〜15分程度です。車で向かうこともできますが、旧城下町ということもあって道が一部で狭いところがあったりするので車はあまりおすすめできません。(駅の北側は高齢化率も高い地域なので、車は危険!)

なお、どうしても車で向かう場合には、駅前に駐車(駅北口駐車場やラトブ)し、そこから飯野八幡宮まで散策するのが良いと思います。なるべくなら公共交通の利用が効率的です。

途中、磐城平城跡(ほぼ何も残っていないが、石垣や堀跡、町割などは残っている)を経由しながら散歩すると、磐城平の歴史を知りながらの散歩となるので、十分、楽しめると思います。
>>磐城平城に関しては過去記事があるのでどうぞ(【磐城平城の石垣】歴史的な建造物は大切に保全しないといけないと思う話。

では、飯野八幡宮の魅力について書いていきます。

飯野八幡宮の建築的魅力

飯野八幡宮といえば、表門の「桜門」と「拝殿」ばかり目が向いてしまいがちですが、実は7つの国指定重要文化財(建造物)と1つの市指定文化財(建造物)を有しています。

*拝殿(市指定文化財) 1703年

上記の写真は、市指定文化財となっている拝殿です。よく拝殿のことを本殿と勘違いしてしまう方がいますが、注意して欲しいのは正面に見えるは拝殿であり、本殿ではありません。本殿は、建物奥に見える建造物です。

繰り返しなのですが、飯野八幡宮には、多くの寺社建築文化財(建造物として指定を受けた文化財)を有しています。

国の重要文化財としては7建造物、市指定文化財として1建造物を有しておりますが、敷地自体がそれほど広くは無い中にいつくもの寺社建築を見学することができるのはとても貴重だと思います。

いわき地方における有名な寺社建築の集合体のようなもので、江戸時代初期の建築(一部は江戸時代中期に修繕)が残存していることは本当にすごいこと!その種類が次のとおりです。

国・市の種類別建造物の種類建築年等
国重要文化財本殿江戸時代初期
国重要文化財若宮八幡神社本殿江戸時代初期
国重要文化財仮殿江戸時代初期
国重要文化財神楽殿江戸時代初期
国重要文化財唐門江戸時代初期
国重要文化財楼門江戸時代初期
国重要文化財宝蔵江戸時代初期
市指定文化財飯野八幡宮幣殿拝殿江戸時代中期
飯野八幡宮の国・市指定文化財(建造物)

いわき市にビジネスで来訪される際にも散歩がてら建築的魅力を堪能するのもありだと思いますし、一度は見ておいて損はしない建造物かと思います。

建築から400年近く経過しても綺麗なまま残っているは日頃のメンテナンスのおかげですよね。

住宅の長期使用の例もそうですが、建築物は日頃からのメンテナンスがとても大切ですので、もしこのサイトをご覧になっている方で建築物の維持管理を最近ちゃんとやっていないと思ったら、飯野八幡宮に立ち寄ってメンテナンスの良さを実感して欲しいなと思います。

*正門(桜門:国指定重要文化財)

飯野八幡宮の桜門ってめっちゃ目立つんですよね。桜門とは、寺社建築において2階建て門といわれるもので、その特徴が随所に現れているのが飯野八幡宮の桜門(ろうもん)かと思います。

*唐門(国指定重要文化財)
*神楽殿(国指定重要文化財)江戸時代初期

その名のとおり舞うための殿(建造物)です。
いわき市内で歴史ある建造物として神楽殿(舞殿)を見られるのがここだけのように思います。

*本殿(国指定重要文化財) 1616 年

こちらが本殿です。拝殿の後ろにあります。
建築から400年も経過しているような見えないくらいに美しく保たれているのが分かるかと思います。



ということで以上となります。参考になりましたら幸いです。
是非いわき駅に立ち寄った際に1時間くらい時間があれば見てみて損はないと思います♪

それではまた〜〜〜

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この記事を書いた人

▼水戸〜日立〜いわき〜仙台エリアまでの常磐線沿線都市での生活・ビジネス・まちづくりに役立つ情報・サービスを届けています
▼不動産・建築・都市計画
▼主な活動範囲:水戸〜いわき(相馬+仙台)
▶︎これまでの”都市づくり”の常識を覆し、わたし達が住む地域を住みやすさを世界1位にすることを目的に活動しています。 

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